2016年4月14日
2025年には、団塊の世代が75歳になる年。
3人に1人が高齢者という時代に突入します。
▼今日の参加者は在校生と卒業生の6人
そこで、注目されているのは、介護ケアアロマ。
当校に通学する看護師や介護士は、現場で求められているボディケアやアロマを学ばれる方が多いのですが、今日は看護師で特別養護老人ホームで働く彼女のところへボランティアアロマに行ってきました。
▼5階建ての大きな施設。
この施設では、入居者さんそれぞれが個室で自分の家にいる延長で滞在出来るように、ユニット制で運営されているそう。
▼庭には春らしくチューリップが咲いていました
▼5分程のボディケアとハンドアロマを中心に、介護アロマをします
▼孫にもしてもらったことないねん、って嬉しい笑顔
▼声をかけながら、おはなししながら
▼アロマを介護施設でも広めたい!って岩村さんのアロマセット
▼去年の夏祭りでもアロママッサージは大盛況だったそう
▼入居者さんと近くの住民とのつながりも
▼看護師の岩村さん
介護の現場でもアロマを広められたら…という思いから、看護師の岩村さん。
特養では、入居者さんがお亡くなりになるその日までお世話をするそうです。
▼看とりのマニュアル
その中で、「看とり期」という期間があるそう。
簡単にいうと、天国に行くカウントダウンの期間。
病院だと、2、3日でお亡くなりになるそうですが、ここ特養では、病気ではなく老衰の場合は特別な処置(延命処置)は行わないので、少しずつ枯れるように自然に近づくそうで、長い方は1ヶ月くらいの期間があるそうです。
その間は、無理に食事させることもないし、無理に点滴などで栄養補給することもない。自然に迎えられる準備をするそうです。
なので、天国へ召される人のために、何かしたい家族は、アロママッサージで少しでも長くそばに寄り添う、肌に触れるかたが多いそうです。
▼介護だけでなくいろんな現場で活用したいです。
介護の現場でアロマを導入出来るように活動している岩村さんをバックアップしたいと思いました。
▼愛情たっぷりの施術は会話以上に届きます
▼今日は本当に良い経験をありがとうございました!
[編集後記]
いつもキラキラな現場ばっかりなのですが、今日は笑顔と笑い声溢れる取材でした。
介護する人もされる人も、人の優しさを感じました。
今日の経験もふまえて、ウタカレでは介護ケアの取り組みを行います。近日詳細をお知らせします。