2016年2月4日

メディカルアロマのアロマ外来。クリニックで患者さんにアロマセラピストが施術。

▼前田医師と武蔵さん

医学とアロマの統合治療と研究者の第一人者、前田医師のクリニックで、2/5(金)から、メディカルアロマ(クリニカルアロマ)をUtataneyaリラクゼーションカレッジがお手伝いすることになり、卒業生の看護師・武蔵さんが中心メンバーになって、施術を担当しました。

午前診と午後診の間の時間を使って、まずは週に1回行い、4人の患者さまに施術します。

1人目は、96歳の女性。
病気でふくらはぎを切除していらい、足の指先が冷たくなり、むくみがひどくなるとのこと。
指で押すとベコんと凹んだままでした。

オレンジとラベンダーのアロマと、マカダミアナッツオイルを基剤にブレンドしたマッサージオイルで、アロママッサージを開始。

▼高齢者の皮膚は破けそうなくらい薄いので強さに注意

お話ししながら、ゆっくり指先から心臓に向かって、休心性に施術を行います。
アロママッサージを受けるのは初めてだそうで、「ミカンの香りがする!」と言って、
おばあちゃんも満足げ。

おばあちゃんの様子を見ながら、昔話を聞きながら、ゆっくり施術します。
特に、高齢者で100歳近い方は、破けそうなくらい皮膚がとても薄いので、オイルの滑りと圧の載せ方に慎重にします。
そして、骨も弱いので、出来るだけ、優しく施術するのがポイント。

▼お話をしながらアロマを施術

現場に出ると、こういう事も勉強。
患者さんの横につきながら、先生のアドバイス通りに看護師の武蔵さんが施術。

20分程の施術時間が終了。
靴下をはいたとたんに、足のむくみの軽減に、おばあちゃんビックリ!
そして、靴を履いたとたんに、さらにビックリ!

▼初めてのアロマ、今日はオレンジとラベンダー

こんなに足が軽くなった事はない!って、大喜びで、次回予約を取って帰って行きました。
担当医の前田先生もアロマの効果と、セラピストのテクニックに思わずニンマリでした。

▼むくみ足の甲の中央が凹んでいるところ

担当医の前田先生。
アロマ業界ではとても有名な研究者で、日本で数少ないアロマを医学者として研究している医師です。

▼心臓に向かって求心性に施術

そんなすごい先生に見守られながら、2人目の患者さん。
80代男性。
泌尿器系のために、不眠と足の冷えが主訴。

▼アロマがなにか、知らない人も、すぐに心地よい気分に

初めてのアロマテラピーに、最初はなんのことかさっぱりな反応で、
ただ、親切に対応するナースの武蔵さんに恐縮されていましたが、
施術をはじめて10分経つと、気持ち良さと心地よさに、大絶賛。

▼ヒアリングしながら施術方法をきめます

こんなにいい方法があるのか!って、すごく興奮気味でした。
施術終わったら、自分から次回予約とって何度もお礼をしてました。
前田先生曰く、「薬では治らない、軽減しないものがある、アロマいいでしょ」と、患者さんにいつもの爽やかスマイル。

▼腰に施術、夜の寝付きが良くないので通院中

そして3人目。
70代主婦。
不眠を訴えたので、ハンドリフレを中心に施術。
ちょっと認知症もあるので、定石のラベンダーベースのアロマで施術。

▼施術が終わって笑顔の患者さん

4人目は、腰痛を訴えたので、腰を中心に施術しました。

▼北千里駅の2階、金曜日はアロマ外来の日

4名の患者さん共に、アロマは初めてだったらしく、
良い香りと、看護師の武蔵さんの優しい施術でとても満足されていました。

▼看護師の武蔵さん、長年のメディカルアロマで就職

《取材後記》

クリニカルアロマ(メディカルアロマ)の効果を検証しながら、今後の日本で増える、
介護や福祉、医療に活用できる知識と技を広めたい!と改めて思いました。

と言う事で、今後は前田クリニックと提携をしながら、クリニカルアロマ(メディカルアロマ)の実践と実習を行っていきます。

《提携院》
北千里前田クリニック
診療科目 内科、糖尿病内科、循環器内科、内分泌内科、リハビリテーション科
場所 〒565-0874 吹田市古江台4丁目119(dios北千里2番館 2階)
電話 06-6832-8635
webサイト http://www.kitasenri-maeda-cl.com
阪急電鉄または地下鉄堺筋線 『北千里』駅より徒歩すぐ
駐車場: 提携パーキング有り

 
       
       
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