2013年12月10日

ガイドブックに無い「天空の寺院／LENPUYANG（ランプヤン）寺院」１回目《全３回》　■バリ島研修レポート■

毎年恒例のバリ島研修旅行
バリニーズを教える学校なので、バリ島とは切っても切れない仲なのです。
今日は、偶然見つけた天空の寺院に行ってきました。
ガイドブックにもあまり載っていない、かなりオススメの場所です。
マイナスイオン一杯のトレッキング旅行記を全３回に分けてお届けします。

このコラムをざっくり説明すると
　◇天空の寺院は標高2800m
　◇１８００段の階段
　◇ヒンドゥ教のお祈りを体験
　◇赤い花は「太陽」

空の建築物は、竹田城跡やマチュピチュが有名ですが、偶然うちのスタッフの植村さんがネットで見つけたのが「ランプヤン寺院」。
レンプヤン寺院とも言うみたいです。
写真を見るに、素晴らしい絶景の眺望とヒンドゥ教の建物。

　▼寺門の向こうには標高3300mの山が見えます

これは行くしかない！
しかし記事をよーく見てみると、１８００段の階段を登るとの事。チーン。

ガイドが嫌がる１８００段の階段
よーく記事を見ると、小さい文字で、「１８００段の階段を登ると絶景・・・」と書いてます。
一緒に見ていたスタッフはチーン。

「わたし、膝が悪いから」
「なんか肩の調子が良くない」
「目がしびれる」

など、行きたくない言い訳漂う中、なぜかスタッフの植村さんだけが俄然やる気！
ガイドブックにも全然情報がないですし、現地スタッフやガイド、現地住民に聞いても「行った事が無い」とのこと。

「いくしかないでしょ！」、開き直った高垣先生の一言で、生徒１名を含む６名で挑むことになりました。

しかし、滞在しているクロボカンからアメッドまでは車で３時間、しかも１８００段の階段を登るトレッキングに、担当ガイドのコマンも渋ります。
「１８００段ってことは、飛び段したら９００段で行けるやん！」とか、ガイドを丸め込めて案内してもらう事なりました。ラッキー！

行くなら正装でお祈りしたい！

　▼ガイドは長年お世話になっているコマンさん
いかつい顔していますが、真面目でとても面倒見がいい、ちょっと所ジョージさん似のガイドです。
はじめはブツブツ嫌がってたのですが、どっかでスイッチが入ったらしく、純粋なバリヒンドゥ教徒の彼は、正装で行く言い出しました。目にも気合いが入っています。
「コマン、俺はキミについて行くよ」心の中で小さく呟きました。

　▼「君たちも腰巻きしてね」とコマン
通常の観光向けの寺院参拝のノリでなく、僕たちも本格的にヴィラからバティック（布）と腰巻きを巻いて出発！
右手に海を眺めながら、車を走らせます。向かうはランプヤン寺院、天空の寺院、GO EAST!! 東へ東へ！

　▼海を抜けて山に入ると美しいバリの棚田が広がります