2015年4月24日

30歳を機に脱サラした元販売員。大切にしたい『私のこだわり』

木下みゆき　さん　（３６）
ビューティーメンテナンスサロン　RuangPutri/ルアンプトゥリ　オーナー
　◆前職　販売員
　◆2011年ビューティプロセラピスト育成コース卒業
　◆2012年インストラクターコース　卒業

元々自宅サロンから、テナント出店した木下みゆきさん。
実は、３０歳の時に「事業を起こしたい！」って思って、一念発起。
中華街近くの神戸元町で開業した彼女のサロンに取材に行ってきました♪

▼オーナーの木下さんとスタッフの延山さん

連日の雨が続くぱっとしない天気。
雨上がりの中を元町駅からサロンを目指します。

ここは神戸元町。
近くに中華街があって、神戸らしいおしゃれな町並みが続きます。

▼元町駅周辺は神戸の町並み

そして、お洒落な雑貨屋さんの向かいのビルにあるのが、「ルアンプトゥリー」。
バリ語で、「お姫様の空間」という意味。

▼サロンの近くは元町中華街

２階へ。
エレベーターを降りたらすぐに広がるバリスパ。

「みゆきちゃんこんな立派なサロンをオープンしたんだー！！！」って、
思わずびっくりしました。

今日は、３０歳を機に、販売業をしていた彼女がセラピストに変身して、
そして自宅サロンからテナント出店した経緯を含めてレポートしたい！って思います。

▼オーナーの木下さんは前職販売業

いつか自分で事業を起こしたい！
セラピストを目指したきっかけは、３０歳になった時に資格を取りたい！いつかは自分で事業をやりたい！って思ったんです。

社会人になってから、私はずっと販売業一筋で大好きでした。
でも、３０歳になった時に、このまま販売員をしているよりも、夢を追っかけたい！って思ったんです。

▼オーナーが見つけて来た清水焼の茶器と美味しい日本茶はこだわりのひとつ

そして、思い切って学校を探して
インターネットでUtataneyaリラクゼーションカレッジを見つけました。
アジアン雑貨が好きだったし、学校の雰囲気が気に入ったのでココだと思いました。
色々見ましたが、やっぱりこの学校が忘れられなくて　笑

▼ところどころに飛び交うアゲハ蝶

私、インストラクターコースの一期生なんです　笑
なんにでもこだわりたい私。
ビューティプロコースを卒業してからも、もっと技術を磨きたい、もっと納得したい！って思って、
当時スタートしてすぐだったインストラクターコースに進みました。
技術的に圧倒的な自信が欲しかったんです。

そして、２０１２年１１月に自宅サロンをオープンしました。

▼ベットメイクをしてくれている延山さん

神戸市元町の自宅マンションで夢のサロン開業！
もともとは35歳までに開業出来たら良いな～とか思ってたんです。
でも、学んでいるうちに「開業したい！」という思いがふつふつ湧いて来て　笑

▼着替えに使うバティックのパンツは手縫い

自分の中で、「技術って生ものだから」っていう思いがとても強くって、じゃあ開業しよう！と決心し、
自宅で開業出来るように、少し大きめの賃貸を借りたんです。

開業にあたって、先生が応援してくれて。
いろいろ考えたけど、やってみないとわからないし、エイ！って気持ちで踏み出したんです　笑

▼気に入ったバティックにお着替えください

ほぼ毎日練習にきていました
いざ開業ってなると、技術的に不安な面もあったので、通っているコース以外にも学校には毎日練習に来ました。
他のクラスの人とも練習をしたり、自習室や聴講を最大限に利用しました。
この学校って、練習を一生懸命する人を応援してくれる校風があるんです。

玄関のオブジェ

練習熱心な人が多いから、やりやすかったかな～。
学校の雰囲気はいつも和気あいあい。
生徒さん同士が仲良くって、この学校を選んで本当に良かったなーって今でも感謝しています。

▼マッサージオイルやアロマなどのかわいい小物もあります

やっとの思いでオープンしたマンションサロン！しかし地響き工事がはじまる。。
２０１２年１１月にマンションで開業しました。
でも１年くらい経った時に、隣に新しいビルが建つことになり、毎日地響きがするんです　笑

▼漢方をつかった施術もできます

せっかくお客さんにリラックスしてゆっくりしてもらおうって決めてたのに、もう台無し。
そんな時、ある異業種交流会で、もし収入を増やしたいならテナントで出店する方が良いよ、と言われたんです。

隣が地響き、そして私は目標金額に達成したい。。
２つの思いが一緒になった形で、じゃあテナント出店しよう！って決めたんです。

▼音叉を使って心地よいリズムを

2014年元町のテナントオープン！
2014年３月に、念願の自分のサロンオープンをオープンしました。
まさか自分が本格的なサロンをオープンするなんてあんまり考えられなくって。

▼雑誌の取材記事も一緒に撮影

マンションサロンと大きく違ったのは、広告を出しても反響数が大きく違ったことです。
マンションサロンの時と反響数が全然違って、一気に顧客数が倍になりました。

そして、今はスタッフと２人でサロンを運営しています。
私が得意じゃないこととかを助けてもらってます。
私は自分のやりたいことをお客さんのニーズも気にせずにグイグイやっちゃうんです。
でも、彼女がブレーキ役になってくれてて、冷静な判断をしてくれる。
いい仲間だと運営していても楽しいです。

▼口の粘膜からのDNAを採取して脂肪因子を探る検査も新しく導入

自分が思ったこと、考えたことが出来る幸せ
３０歳までやっていた販売業から人生が変わったなって思うんです。
というのも、今までと違って自由になったこと。
自分が「いいな～」って思ったことも、自由に出来る点がとても楽しい。
サロンをやっていて、大変なこともあるけど、それ以上に満たされている自分がいて、
毎日笑顔で過ごせる。それがとっても楽しいんです。

▼サロン前のウエルカムボード、雨も上がってお天気に♪

私は、サロンを持ち夢を一つ叶えました
今まで空想として思い描いてたことが形になったんです。
だからサロンを大切にしたい！って思いがさらに強くなった。
自宅だったらただ何となくだたけど、実際サロンにすると、
どこをどうやって改善するかとか意識を変えていくところがあります。

自分が良いと思っていても、お客さんのニーズに合わないことを提案するとうまく行かない。
それも考えながら、サロンオーナーから経営者になって来ている自分がいんるだな～って最近思って来てます。笑

自分がやりたい事、夢の事なら、一生懸命になれるもんですね　笑

▼近所のカフェに取材クルーみんなでランチに行きました

【編集後記】
卒業してから久しぶりにあった彼女。
通学中は、お腹が痛いとか出来ないとか、弱音を吐いていたのに、久々に会うとたくましくなっていました。
不思議なもので、お客さまからの感謝の声とかが彼女の自信を作っていて、
その自信からキラキラした輝く笑顔が生まれているんだなーって感じました。
ますます頑張って欲しい、応援したいサロンでした！

開業サポート　岩屋

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